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湿地の紹介&リンク集

ウトナイ湖(うとないこ)

  • 確認された鳥類250種以上の重要な渡り鳥中継地。日本初のバードサンクチュアリ
  • 湿地のタイプ:淡水湖、湖岸河川流域の低湿地
  • 位置:北緯42度42分、東経141度43分/標高:1?5m/面積:510ha
  • 保護の制度:国指定鳥獣保護区特別保護地区
  • 所在地:北海道苫小牧市/登録:1991年12月
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湿地の概要

ウトナイ湖は、北海道の南西部、苫小牧市の東部郊外、美々川(びびがわ)下流の沖積平野に広がる周囲9.5km、面積247ヘクタールの淡水湖である。 かつては海の入り江だったが、3000年程前から河口に砂嘴や砂丘が発達し、海と切り離されて淡水湖になった。 一帯は勇払原野と呼ばれる広大な湿地帯だったが、次々と干拓され、昔の面影を残すのは、このウトナイ湖と周辺の湿地、北側から流れ込む自然度の高い美々川の流域だけになってしまった。 湖の岸辺はヨシ、スゲ、マコモ、フトイ、コウホネ、ヒシなどの生える低湿地帯で、その外側には落葉高木のハンノキ林が広がり、ツルウメモドキやエゾノコリンゴなどが生育している。

水鳥の中継地:

  ウトナイ湖は日本有数の渡り鳥の越冬地、中継地で、毎年マガン、ヒシクイ、オオハクチョウ、コハクチョウなど数万羽が飛来する。 また湖周辺の湿地はノゴマ、シマアオジの重要な繁殖地になっており、周辺の樹林帯はオジロワシ、オオワシの越冬地にもなっている。 ウトナイ湖では、これまでに257種の鳥類が確認されている。 「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」に参加している。

日本初のサンクチュアリ:

1981年、日本野鳥の会は、苫小牧市と土地の借用協定を結び、湖周辺の湿地と森林を含めた510ヘクタールを日本初のバードサンクチュアリとした。 そして10年後の1991年、条約湿地となった。湖の湖北西にネイチャーセンターが建設され、野鳥の観察、保護、研究の拠点となっている。 湖岸の50ヘクタールには7本の自然観察路、観察小屋などが整備され、鳥とふれあえる場として開放され、それ以外の場所は保護ゾーンとして利用を制限している。
2002年には、環境省の「野生鳥獣保護センター」が開設された。 国指定の鳥獣保護区の適正な管理と自然教育をおこなうための全国で初めての施設で、子どもたちへの環境教育や普及啓発とともに、傷病鳥獣救護、リハビリをおこなっている。

【サンクチュアリ】

野生生物の生息地の保全を目的とした場所で、日本では日本野鳥の会がウトナイ湖にはじめて開設した。活動の拠点として、ネイチャーセンターを建設、レンジャーが常駐して継続的な調査・研究、環境の管理、利用者への情報提供、環境教育をおこなっている。湿地保全、野鳥保護の普及啓発に大きく貢献した。

関連自治体

苫小牧市役所 Tel: 0144-32-6111
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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