名蔵アンパル(なぐらあんぱる)
海の森
エメラルドに輝く石垣の海から、マングローブの緑がつきだす名蔵アンパル。石垣島西岸の、南西1.5km、南北2kmほどの小さな干潟です。市街地から車で15分ほどで行け、満潮時には緑に囲まれた湖のようにも見えます。干潮にはヒルギ科のマングローブのパラソルのような支柱根、呼吸根があらわになり、ぬかるみから貝類やシオマネキ、ミナミトビハゼなどが顔をだします。
みだがーまゆんた
さまざまな底生生物、稚魚が生息しており、特にエビ、カニの甲殻類は種類が豊富です。 イシガキヌマエビ、コツノヌマエビ、ヤエヤマヤマガニなどの固有種もおり、地元ではカニの生態をユーモラスに擬人化した民謡「網張ぬ目高蟹(あんぱるぬみだがーま)ゆんた」が唄われています。よい餌場となるためシギ・チドリ類などの水鳥も多く飛来。また、林はカンムリワシ、リュウキュウコノハズクなどの森林性鳥類の生息地にもなっています。
列島南西端の干潟
沖縄本島から南西へ400kmの位置にある名蔵アンパル。年間平均気温は24℃と亜熱帯性の気候です。この温暖な気候の下、名蔵川から流れ込んだ豊かな淡水と海水がまざり、干潟、マングローブ林、海浜、海岸林が一つになった日本では貴重なタイプの湿地をつくりあげています。
データ
- 日本列島の南西端、亜熱帯気候の島の干潟とマングローブ林
- 湿地のタイプ:河口干潟、マングローブ林
- 位置:北緯24度23分、東経124度8分/標高:0m/面積:157ha
- 湿地のタイプ:河口干潟、マングローブ林
- 保護の制度:国指定鳥獣保護区特別保護地区
- 所在地:沖縄県石垣市/登録:2005年11月
関連自治体
石垣市役所 Tel:0980-82-9911
http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/
