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湿地の紹介&リンク集

秋吉台地下水系(あきよしだいちかすいけい)

  • 日本最大級のカルスト地形の地下水系と鍾乳洞。コウモリ等の洞窟性生物の宝庫
  • 湿地のタイプ:地下水系、カルスト
  • 位置:北緯34度15分、東経131度18分/標高:80?425.5m/面積:563ha
  • 保護の制度:国立公園特別保護地域
  • 所在地:山口県秋吉町、美東町/登録:2005年11月
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湿地の概要

 秋吉台は、山口県の中央部にある日本最大のカルスト地形である。標高300m前後のゆるやかな台地で、総面積は1万3000ヘクタール。その中心部の地下に発達した水系と秋芳洞(あきよしどう)、大正洞、景清洞の三つの洞窟の563ヘクタールが条約湿地として登録されている。ラムサール条約でいう湿地の概念は広く、多様である。なじみのうすい地下水系も重要な湿地生態系である。
 秋吉台は3億5000万年前に、サンゴ礁が造山運動によって隆起し、陸地化したものである。そして、長い年月をかけて雨水によって少しずつ溶かされ、石灰岩の針峰が林立するカレンフェルド景観を出現させ、数千個のロート状窪地のドリーネが形成された。

地下水系と洞窟:

   秋吉台の地下には、侵食によってできた割れ目や竪穴から地表水が集められ、豊富なカルスト水系が発達している。推計は全体としては、北東部から西の厚東川方向へと流下している。南側の秋芳洞水系と北側の大正洞水系が主要な水系で、その流域のあちこちに大小450あまりの洞窟を出現させている。
 最大の秋芳洞水系は総延長10km、集水域面積は1800ヘクタールと推定され、秋吉台全域の半分近くを占めている。

洞窟の生きもの達:

 地下水系の洞窟内には、暗闇の世界に適合して目が退化したものや、色素が抜けて体色が白くなったものなど、特殊な洞窟性動物と地下水中で生活する水棲貝類などが多数生息している。キクガシラコウモリ、ユビナガコウモリなどコウモリは6種、2万頭以上が確認されている。

魅力的な観光地:

 秋吉台には年間90万人の観光客がおとずれる。秋吉台にはエレベーターや音声ガイドも設置され、高さ30m、幅20mの巨大な地下空間、石灰分が積もってできた段々畑のような500枚を越える百枚皿、高さ15m、直径4mの巨大な石柱の黄金柱、クラゲの滝登りといわれる滝状石灰華など、神秘的な光景を楽しむことができる。

【キクガシラコウモリ】

顔の前部に馬蹄形をした鼻葉(超音波を発信して位置を測定するための器官)をもった、洞窟性のコウモリ。夜になると洞窟を出て昆虫を捕食し、明け方にもどってきて、洞窟の天井から逆さにぶら下がって休む。秋吉台の洞窟に約3600頭が生息する。

関連自治体

秋吉町役場 Tel:0837-62-1904
http://www.town.shuho.yamaguchi.jp/
美東町役場 Tel:08396-2-5000
http://www.town.mitou.yamaguchi.jp/




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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